
MBA教育を実践する県立広島大学大学院経営管理研究科(HBMS)が本プログラムのために独自カリキュラムを開発。 広島県農林水産局と連携して実施する講座です。
未来を創る「農」と「食」のビジネスをデザインする
いま必要な農業経営能力とは?卓越な経営マネジメントを実践している経営者・ 起業家の活動を支えるエコシステムとは何か?生産者と消費者をつなぐマーケティングプラン、危機を乗り越えるための先端技術、持続可能な経営のためのイノベーションなど、今の時代をいちはやく切り拓く起業家や専門家をゲストにむかえ学びます。 国の内外で活躍する人材との交流をとおして、受講生は自らの経営感度を高め、未来を創るビジネスデザインを描き、新しい経営に挑戦していきます。本プログラムがめざすのは危機を乗り越え、イノベーションを起こそうとするもの同士の共創とそのネットワーク構築です。
信頼と共感を得られる事業創生を実践的に学ぶ
社会をよりよくするアイデアの連鎖を生み出し、売れていく商品・サービスを世に送り出すことで、信頼と共感により持続可能な経営を実現することを目的に、(株)マクアケのキュレーターからの実際の指導をとおして、最終的に自分たちがMakuakeに挑戦し、広く社会に呼び掛け、賛同を得られる事業構想の創成を目指します。

Makuakeとは?

世の中をもっとよくするチャレンジが毎日続々と登場するアタラシイものや体験の応援購入サービスです。Makuakeでは、これから生まれ、世の中に広がっていく商品やサービスを扱っています。


お知らせ
公開講座について
本開講に先立ち、Makuake プロジェクトを6度も成功させた実績をもつ山梨のトマト農家、ヨダファームの功刀隆行氏をお招きし、本講座コーディネーター講師の毛利教授・吉川教授との対談を交えてお話を伺います。 公開講座は終了いたしました。
コーディネーター講師紹介

毛利 信作(もうり しんさく)
県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS)教授
「こんなに美味しいのに~」は作り手の論理。“価値は顧客が決める” 今の時代に、どう対応するのか、実践力を高めましょう。
Profile
三菱商事株式会社農産部入社後、米国SESMARK FOODS,INC.社長、同社穀物部穀物製品ユニット統括マネージャー、米国TH FOODS,INC.社長、同社関西支社食料部長、三菱食品㈱取締役常務執行役員関西支社長。
タイ、ベトナムにて複数の食品会社を立ち上げる。その他グローバルビジネス分野での業績多数。

吉川 成美(よしかわ なるみ)
県立広島大学大学院 経営管理研究科(HBMS)教授
あなたの人生を豊かにするマネジメント講座です。多くの共感を得る収益性の高い「農」と「食」のビジネスを!
Profile
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学修士、東京農業大学大学院農業経済学博士。永田農業研究所にてアジア地域における環境保全型農業と農家支援プロジェクトに参加。2019年から「アグリ・フードマネジメント講座ひろしまファーマーズテーブル」を担当。生産者も消費者も双方が参加できる農業の未来を描いている。
コーディネーター講師からのメッセージ
コーディネーター講師のお二人にインタビューしました。
開講スケジュール
講義編 9:00~12:00[3時間]
① 2022年 9月17日(土)コロナ禍で生まれた「食品マーケティングの新潮流」-農産品、農産加工品を中心として- ② 2022年10月 8日(土)農業経営の現実的理解と、ビジネスプランの考えかた ③ 2022年10月29日(土)坂ノ途中の取り組みから農産物流のこれからを考える ④ 2022年11月26日(土)農と食卓をつなぐ、パッケージサラダの原料調達とマーケティング

三菱食品戦略研究所
客員研究員
北濱 利弘 氏

ファームサイド株式会社
代表取締役
佐川 友彦 氏

株式会社坂ノ途中
代表取締役
小野 邦彦 氏

株式会社サラダクラブ
専務取締役
田中 龍二 氏
フィールドワーク
2022年11or12月(日程は開講後に調整して決定します。) 再生・シトラスパーク瀬戸田のマーケティング戦略と農の観光資源化 訪問先:シトラスパーク瀬戸田(株式会社せともす) 〒722-2403 広島県尾道市瀬戸田町荻24985番地1

実践編 9:00~12:00[3時間]
① 2022年12月17日(土)ファンづくりからはじまるモノづくり ② 2023年 1月14日(土)地域資源を最大に生かし、コラボレーションする ③ 2023年 1月29日(日)作り手の想いと顧客の欲しいを直接つなぐ商品開発 ④ 2023年 2月18日(土)プレゼンテーション準備 ➄ 2023年 2月25日(土)Makuakeへのプレゼンテーション

株式会社マクアケ
中四国拠点責任者
朝倉 亮 氏

瀬戸内醸造所株式会社
代表取締役
太田 祐也 氏

“明るい未来を創る”
D&Fクリエイツ株式会社
代表取締役
矢野 健一 氏

プレゼンテーション 準備風景
※テーマは変更になる可能性があります。
過去の受講者の声

沖 貴雄 さん (農業経営者)
講義とMakuake挑戦を通じて、モノの見方を変えると新しい販路ができることを実感
2020年度、2021年度と2回参加しました。最初はマーケティングやマネジメント用語に馴染みがなく、1回の受講では内容理解が乏しかったため、2回目の受講を決めました。
グループワークでまとめたアイデアでMakuakeに実際に挑戦した結果、多くの方から反応が得られ、予想以上に早く目標を達成することができました。受講とこの経験を通じて、販売するモノの見方によって売り方やターゲットが変わり、新しい販路ができることを学びました。
生産者単独でプロジェクトを実施するのは時間的・作業的に厳しく、個人宛の発送もこれまでにない量でしたが、受講仲間に助けられ、無事に完了できました。

糸永 直美 さん (マスコミ勤務)
受講を機に「せとうちコーヒーアイランド構想」を応援する商品づくりがスタート
講座の一環で、思いのままに商品開発プランを作成し、これを企業に見せたところ、思いがけずMakuake掲載と販売開始に向けて取り組むことになりました。現在、企業と一緒になって商品づくりを進めています。
商品化にあたり、吉川教授からは様々なヒントをいただきました。アイスをシャーベットにしたらという助言もいただきましたが、なかなか美味しくできず、現段階でアイスクリームにコーヒーチェリージャムを練り込む形で進んでいます。
また、農に関わる様々なエキスパートとの方々との素敵な出会いがあり、受講してよかったと思います。

内田 直毅 さん (食品製造業勤務)
プロフェッショナルからのフィードバックをもとに商品をブラッシュアップ
中華惣菜を製造する弊社は、もともと小売や外食産業等には販路がありますが、BtoCへの売上構成比は非常に低く、これを打破したいと考えていました。講座では、食・農のプロフェッショナルから講義を受け、実際に自分でアイデアを出し合い、商品開発をして作ってみることもありました。そういった経験が自社ブランド開発にとても役立ちました。
Makuakeへの参画に対しても様々な角度でフィードバックがもらえるので、それを自社に持ち帰り、すぐに社業に活かすことができたのがよかったです。自社ブランド「餃子本舗 包(パオ)」の新たなシリーズを今年10月頃にデビューさせる予定です。
受講者へのインタビュー
昨年度受講者の声を動画でご紹介します。
Makuakeに挑戦した修了生に聞きました
講座内で企画した「スナックコーン」で販売まで挑戦したチームへのインタビュー。Makuakeに掲載したところ、目標の5倍を超える応援購入がありました。 「スナックコーン」Makuake掲載ページはこちら Makuakeの掲載期間:2022年5月27日〜26日間
農業以外にも様々な業界の方が受講しています
募集要項
開講期間 | 2022年9月17日(土)~2023年2月25日(土)の10日間 |
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開講時間 | 9:00~12:00[3時間] |
対象 | •経営発展を目指す農業者 •農業参入を検討されている企業 •アグリ・フードビジネスに関心のある方 •新規就農やフードビジネス関連の起業を目指す方 •アイデアを売れるカタチにしたい方 |
募集人数 | 15名 |
会場 | 県立広島大学広島キャンパス(広島市南区宇品東1-1-71)アクセスはこちら→ ※現場見学等内容によって他の会場を使用することもあります。 |
オンラインの場合 | 新型コロナウイルスの感染状況から、オンライン(Zoom)による実施となる場合があります。 オンラインでの実施の場合、①~③のすべてが別途必要となります。 ①自宅等での学修環境 ②インターネット環境 ③PC/タブレット等端末 |
受講料 | 100,000円(税込) |
申込方法 | 申込はこちら→ |
申込締切 | 2022年9月14日(水) |
受講決定 | 申込時に記入いただいた受講志望等に基づき書類審査を行います。通過者の方には、受講の案内及び受講料の振込方法等を連絡させていただきます。 |
お問い合わせ先 | アグリ・フードマネジメント講座 ひろしまファーマーズテーブル運営事務局(株式会社ケン・リース内) 〒734-0022 広島市南区東雲1丁目12-27 メールでのお問い合わせはこちら→ |